今や生活の必需品となったデジタル機器。それは南米への海外旅行中でも例外ではなく、多くの方が旅のお供にスマホやデジカメを使用することと思います。そこで気になるのが、海外のコンセント事情。ここではペルーとボリビアの、プラグ形式や電圧についてご紹介します。
変換器と変圧器の違いとは
まずは海外でのコンセント利用にあたっての基礎知識を。日本製品のコンセントを利用する場合、以下の3パターンが考えられます。
①プラグ形状、電圧とも適合している場合 → そのまま利用
②プラグ形状が一致しないが、電圧は適合している場合 → 変換器を利用
③プラグ形状、電圧ともに不適合な場合 → 変圧器を利用
まずは、ご自身の利用しているコンセントが何Vの電圧に対応しているか確認しましょう。日本は100Vが一般的ですが、ペルーやボリビアでは200Vが一般的なためです。
とはいえ、iPhoneの充電コンセントなどは、グローバル仕様のため200Vにもデフォルトで対応していたりします。その場合は、わざわざ変圧器(上記③)を購入する必要はありません。
ホテルでの宿泊なら、南米でも変換器不要なことも
ペルーやボリビアにおいて、いわゆる海外旅行客向けのホテルに宿泊する場合は、日本型のコンセントプラグが用意されていることも。あるいは、USB端子の差込口が用意されていることもあります。その場合は、変換器(上記②)すら不要であり、日本にいるときと同じように充電を行うことができます。
私が実際に宿泊したラパスのホテルには、以下のようなコンセントが用意されていました。写真右には、日本で使っているコンセントをそのまま接続することができました!
念のため変換器は持っていこう
とはいえ、旅行中のスマホ・デジカメ充電切れは致命傷。せっかくの旅行の記録を保存できなくなってしまいます。変換器は変圧器に比べれば安いですので、保険の意味でも1つトランクに入れておくとよいでしょう。
個人的には、全世界対応の変圧器を買っておくことをお勧めします。(今後、他の国を旅する時にも使用できますので!)
電池型のモバイルバッテリーもあればなお安心
日中の充電が不安な方は、モバイルバッテリーを持参するのも手。コンセントがなくても充電可能ですので、いざというときに役立ちます。私もマチュピチュやウユニでは写真を大量に撮り、一気に充電がなくなったので、モバイルバッテリーにはかなり助けられました。
最高の1枚を撮影できなかった…なんてことにならないよう、電源の準備もお忘れなく!