ペルー山奥の神秘の地、マチュピチュ。現在の科学をもってしても、今なお詳細がわからないインカ帝国の遺産は、多くの人々を惹きつける魅力があります。
そんなマチュピチュですが、実際にどのような服装で観光すればよいのでしょうか。私が2018年1月(雨季)にマチュピチュを観光した経験をもとに、その服装を紹介します。
晴れると暑い!脱ぎ着できる服装を
山の天気は変わりやすく、晴れると暑いのがマチュピチュの特徴。気温というよりも、その標高ゆえに太陽が近いのがその要因です。よく晴れた日には、長袖Tシャツ一枚でも暑いぐらい。薄い服やジャケットを重ね着して、気温に応じて脱ぎ着するのがベストです。
私がマチュピチュを訪れた際は、幸いにも快晴。多くの観光客が、上着を腰に巻いて薄着で観光を楽しんでいました。
日焼け対策は必須!帽子・サングラス・タオルの用意を
太陽が近いということは、その分紫外線の影響を大きく受けるということ。男女問わず、日焼け対策は万全にしておきましょう。
日焼け止めの利用はもちろんのこと、帽子・サングラスは必携アイテム。高価なものでなくても、あるとないとでは全く違ってきます (天候によっては、サングラスなしでは眩しくて前が見えない…なんてことも)。これはウユニ塩湖などの観光地へ行く際も同様なので、周遊を考えている方は購入必須です。
また、意外と盲点なのがうなじの日焼け。襟付きのシャツを着るか、首にタオルを巻いて対策しましょう。
レインポンチョはリュックに忍ばせて
一方、悩ましいのが雨対策。ここでは、レインポンチョの持参をお勧めします。リュックの上から羽織れる大振りなものを一つ用意しておけば、突然の雨にも対応できて便利です。
インカ道はそこそこハード。登山靴があるとベター
インカ帝国当時の名残をそのまま残すマチュピチュは、道のほとんどが石段でできています。アップダウンもそれなりにあり、足腰にはややハード。一般的な運動靴でも十分対応可能ですが、登山靴/トレッキングシューズをお持ちの方は、そちらを持参すると歩きやすいでしょう。
なお、そこまで激しい山道ではないので、軍手やストックなどの登山グッズを持っていく必要はありません。